さよならレストインピース

だいたいジャニーズWESTのこと

自担と接するかのようにお客様と接したら私の評価が上がった話

私事ですがパリピポ名古屋公演に両日参加しまして、本日は普通に仕事でした。そりゃあね、無理ですわ。仕事?なにそれ、滅びるの?っていうアレですわ。ジャニーズWEST 1stツアーパリピポ脳内公演が開演してるのに仕事なんて出来るわけない。油断してたら社員証をブンブンブンブンブンしちゃう。

てなもんで、顔が死んでたんです。「もう無理帰りたいっていうか名古屋に帰りたいっていうか3日前に帰りたい助けてドラえもん」って思いながら、にこやかに笑えるわけない。 某企業の窓口営業をしてるんですけど、そろそろマジで「おたくの職員さん、負のオーラでろんでろんに漏らしちゃってるんだけどどうにかしてよ」ってクレームくる。

ということで、一つの策を打ち出しました。

「そうだ、窓口に来るお客さんを全員小瀧くんだと思えばいい。」

最高に安直で、最高に馬鹿で、しかし最高に効果のある作戦でした。

おばさんだろうが、おじいさんだろうが、小さい子供を連れたママだろうが、ひとり残らず小瀧くんだと思うことにしました。するとどうでしょう、あんなに嫌だった仕事がすこぶる楽しくなったのです。

「こっ、小瀧くんが番号札とったーー!」「小瀧くんがおとなしく呼ばれるの待ってるーー!」「しかも呼んだら来たーーー!マジかーーー!!!!」「小瀧くんが目の前でサイン書いてるーーーギョポポポーーン!!!!(記名してるだけ)」

本当に心の中ではこんなテンションでした。うん、馬鹿なのかな?

しかも小瀧くんだと思うと、自ずとわたしの話し方もいつもより数段スイートになっていたらしい。

「こちらにお名前とお電話番号をご記入ください♡」

客)すみません、ちょっと間違えちゃって、、

「あっ大丈夫ですよぉーー♡かまいませんよぉーー♡」(やだ間違えちゃったの可愛いー!!!♡)

 

そんな異常をいち早く察知したのは先輩。「おい今日どうした!?」と。どうもしていません。小瀧くんを接客しているだけです。

続いて、お客様のおじいちゃん。

「そんな優しく話しかけられると記入するの緊張する」「竜宮城に来たかと思った」(!?)

とんでもない名言いただきました。竜宮城・・・だと・・・?鯛やヒラメが舞い踊るアレ・・・?そんな光景が見えたとしたら、おじいちゃん、それもう半分逝っ(以下略)

最後に上司。「いつもそのくらい物腰柔らかだといいのに。」

私、普段どんな接客してんだよ。

 

すみません、タイトルの「評価が上がった」はさすがに言いすぎました。ただ、確かに上司には褒められました。私と同じように接客業をしている方にはお勧めします。お客様を自担だと思ってみてください。すごく愛しくなるし、お客様が来てくれたこと自体に感謝するようになります。動機は不純でも、仕事は楽しいと思ってナンボです。

ということで、きっと私は明日もこうやって働きます。そして本物の彼に会うための資金を稼ぐのです。働け日本人。働けジャニオタ。すべては愛する自担のために。

 

にわか槇原敬之ファンが選ぶジャニーズWESTに歌ってほしい槇原敬之ソング

槇原敬之氏のことなどにっちさっちもわからない完全なにわか槇原敬之ファンがジャニーズWESTに歌ってほしい槇原敬之ソングを独断と偏見で選びました。

以前、尾崎豊で同じことをしたのでご興味がございましたらそちらの記事もご覧になってみてください。そうです、味をしめました。

ご承知の通り、完全な独断と偏見です。個人的感情でしか選んでません!それでもよければ紹介させてください。

 

 

重岡大毅/「MILK」

歌詞を見た瞬間、し…重岡くんやァーー!!!!となった曲。仕事に思い悩んでどうしようもなくなった夜に、甘えられる人に助けを求めに来た彼が脳裏に浮かびました。アイドルという特殊な仕事をしていく上で、きっと重岡くんは重岡くんなりの曲げられない信念だったり、プライドだったり、そういうものを人一倍強く抱えてるような気がするのです。それがいっぱいいっぱいの飽和状態になって「うわー!」てなったときに、この曲のように誰か寄りかかれる人が、ちゃんと彼にもいればいいなぁ。

自分と違うことをしてる人をうらやんだりしたけど 

やっぱり僕は僕だから ダメな自分も好きにならなくちゃ

まさにアイドルからの視点。このフレーズでビビビッときました。メロディーも優しくて暖かくて重岡くんにきっと似合うと思います。

 

 

桐山照史/「HOME WORK」

恋と仕事どちらかを選ぶ人もいるけれど 

僕らしくやってたら 両方とも大事だった

めっっっっちゃ桐山照史!!!!!ここのフレーズ最高に桐山照史!!!!!

「私と仕事どっちが大事?」の問いに「お前の為に働いてんねん。」と答える桐山照史そのもの!!!!このフレーズが決定打になったのは確かですが、曲全体を見ても、ほどよい距離感を保った素敵な恋愛をしている男女の曲で、やっぱり照史くんにぴったりでした。舞台で長いこと東京滞在したのちに久しぶりに大阪にいる彼女に会えるという場面設定で想像すると可愛くて可愛くてハゲそうです!照史くんにはこんな恋愛をしていてほしいなあと心から思います。

 

 

中間淳太/「SPY」

淳太くんはひたすら彼女に振り回されててほしい願望の結果です。イタズラ心で彼女のあとをつけていったら偶然にも浮気現場を目撃してしまい「嘘やぁぁん!?!?」ってなっててほしい。というか、この歌詞すべてが、淳太くんのwebの日記に見えます(笑)

もう明らかな浮気なのに、しかもそれを目撃してしまっているのに、それでも「信じてる どうか信じさせて」なところも何だか淳太くんっぽい。なぜでしょう、彼にはこういうちょっとズッコケな恋愛を望んでしまうのです(笑)彼の遅れてきた思春期の賜物ですね!

 

 

神山智洋/「THE END OF THE WORLD」

これは即決。激重恋愛プロフェッサー神山智洋のための曲です。「SCARS」解釈に引き続きしつこいようですが、これもわかりやすい不倫ソングです。そもそもこの曲が個人的に好きすぎて、神山さんがこれを歌ってるところを想像するだけでボロボロ泣いてしまう。お願い・・・神山さん、これ、歌って・・・!!!(泣)

絶対 誰にも聞こえないように

息をひそめて君が 「好きだよ」って言った

一体どんな言葉を返せば

いいか解らないまま 抱きしめた

神山さん、これ歌ってェェェェェーーー!!!!!!!(号泣)

 

 

藤井流星/「どうしようもない僕に天使が降りてきた

この曲も個人的に大好きです。主人公の男がどうしたって藤井さんとかぶってしまうのです。自分には全く悪気はないのに彼女を怒らせてしまって、それを慌てて追いかけるという構図。うーん、似合う。すこぶる似合う。そもそも、元カノからのプレゼントを何気なしに使い続けてるという行為も何となく藤井さんっぽい(笑)

「走る僕の髪で シャツで 揺れるたくさんの白い羽根」というフレーズの中の「走る僕の髪」、彼の美しいサラサラ金髪が脳裏に浮かびます。これは金髪の藤井さんであってほしいなー。

帰ったら部屋の掃除は 僕が全部やるから

一緒に帰ろう

ひーー可愛い!!!!

 

 

濱田崇裕/「No.1」

可愛くて優しくてほんわかする恋愛ソングです。何よりも、メロディーがもう濱田崇裕!あと歌詞も濱田崇裕!もう全てが濱田崇裕!個人的な見解ですが、出だし「お互いのことを もうさぐるのはやめよう もうわかっている」の「もうわかっている」の部分のメロディーが濱田くんが歌ってるように聞こえてしまうのです。。付き合いはじめのカップルの初々しさにとてもキュンとする曲なのですが、

君を笑わせたい 力ずくでも笑わせたい

そして年をとり いつかしわくちゃになったら

そのわけは 僕のせいだと言わせたいんだ

ここがすごく濱田くんっぽい!すごく濱田くんっぽい!すごく濱田くんっp(以下略

恋に不慣れな二人が、探り探りでもいいからゆっくり幸せになっていこうね、という曲です。意外と恋に積極的な肉食濱田くんなんてのも素敵ですが、やっぱり濱田くんには温かくて柔らかいスローな恋愛が似合う気がします。濱田くんが優しく歌うこの曲を聴いてみたい。

 

 

小瀧望/「Fall」

ごめんなさいごめんなさい、完全に個人的な感情です。個人的感情しかありません。

担降りソングとして話題になったこちらですが、聴けば聴くほどにモロ担降りソングじゃないですか…。小瀧くんに担降りした身としてはもうこれは彼に歌ってもらうほかない。しかも「Fall」というタイトル、「落ちる」ですよ。「降りる」なんて生半可なもんじゃない。有無を言わさぬ感が凄い。まさに私と小瀧くんとの出会いそのものです…(ガタガタ

そんなとき君が現れて こっちへおいでと手を伸ばす

その手に一瞬触れただけで 世界が違って見えた

本当はこんなタイミング 待っていたのかもしれない

見たこともない世界へ 誰かと落ちるその時を

担降り経験者なら首が吹っ飛ぶくらい頷くであろうこの気持ち。

これをその当事者に歌われたらもうたまったもんじゃありません。彼に「IT'S TIME TO FALL!」なんてニヤリとしながら言われたら、我が生涯に一片の悔いなし。いや、悔いある、たくさんある、もっともっと彼に貢ぎたかった。。(遺言)

 

 

 

 いかがでしたでしょうか。完全に独断と偏見ですが、一応You Tube等で検索したら聴ける曲を選んだつもりです。興味があればちょっと聴いてみていただきたいです。

このシリーズ個人的にとても楽しいので、また突然やるかもしれません、ご了承ください(笑)

 

SMILING?THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA

 

 

ジャニーズWEST「SCARS」の歌詞を深読み解釈する

ジャニーズWESTデビュー1周年記念アルバム「パリピポ」内の楽曲「SCARS」の歌詞を頼まれてもいないのにただ好き放題深読みするだけの時間がやってまいりました。パフパフドンドン!

この曲を初めて聴いたときに脳裏に浮かんだのはEXILEの「Ti Amo」。つまり初見から「不倫ソング」であることは明白でした。ただし、聴けば聴くほどこれはただの不倫じゃねえぞと。大変なことになってねえか?と。結論から言えば、私の解釈は「不倫の果ての無理心中」の曲です。細かく言いますと、主人公(男)が既婚女性と恋に落ち、苦しんだ末に女性を殺めてしまう。というストーリーが浮かんできました。なぜそのような結論に至ったのか。とりあえず歌詞を見ていきましょう。(一応歌割を振っております)

あとどれくらいだろう?僕らがこうしていられる瞬間(じかん)は(重岡)

幸せな時間(とき)を刻むほど何故か臆病になる(中間)

はい、不倫決定。「こうして(恋人同士のように)いられる」時間には限りがあるようです。さらにそういった幸せな時間が長いほど、反動も大きいようですね。リスクがある関係ということです。不倫しかありません。わたしは男(未婚)と女(既婚)と解釈しましたが、もちろん逆でもありえますね。主人公男(既婚)と、独身女性。でも何となく前者のほうがしっくりきたので勝手にそう決めつけました。ところで、「瞬間」を「じかん」と読み、「時間」を「とき」と読むのややこしや~。

今日という一日が 終わるときに 側にいたい(藤井)

誰にも言えない孤独は お互いに隠さないでいい(桐山)

どうでもいいですけど、藤井さんパートの歌詞はドリカムの某曲の冒頭とほぼ同じですよね^^

まあそれは置いといて、問題は桐山パートです。「お互い」が、つまり二人共が、孤独を感じていると言っています。主人公男は未婚だとして、孤独を感じるのも不思議ではありません。だがしかし、女性も孤独を感じている?結婚しているのに?しかも「誰にも言えない」とは?きっとこの夫婦、うまくいってません。旦那さんが仕事人間なのでしょうか。出張ばかりで帰ってこないのでしょうか。それとも、旦那さんも浮気なんてしちゃってるのでしょうか。それはわかりませんが、とにかく彼女は、主人公と同じく孤独なのです。しかも「誰にも言えない孤独」です。夫婦関係が上手くいっていないなんてご近所にも言えませんね。自分の親にも言いづらいかもしれません。主人公男だけに、その孤独を隠さずに見せられるようです。弱さを見せてくれるのです。そりゃあ守ってやりたくなるでしょ、男なら。

まばたきさえ惜しんだ君の不安 たまらないのさ(濱田)

僕は君の為に 誰かを傷つけても 構わない(神山)

 このあたりから主人公の思考回路がおかしくなってきます。そもそも「たまらない」という言葉の意味。わたしも好きなアイドルの萌え~な姿を見ると「たまんねえ~~!」となってしまいます。それは意味としては合っているのです。ある辞書によれば「たまらない」の意味は「この上なく良い、なんとも言えないほど良い」となっています。もちろん、その前に「苦しくて」や「悲しくて」なんて付け加えれば全く意味は違ってきますし、おそらく作詞家さんもそっちの意味の「たまらない」を使ってらっしゃるとは思いますが、ひねくれオタクはそんなストレートな解釈したくない。

「まばたきさえ惜しんだ君の不安」を目の当たりにする。つまり「君」が「不安」になりすぎて「まばたきさえ」惜しんで自分を見つめてくる。その姿にゾクゾクし、何とも言えない恍惚感を覚える。

こう解読すると、主人公のヤバさが浮き彫りになってきますね。

そしてそのあとの神山パート。この曲のキーワードなんじゃないかと思うほど、重みのあるフレーズです。私の深読み解釈の全ては、この1フレーズから始まったと言っても過言ではありません(笑)そしてこのパートをほかならぬ神山智洋に歌わせた人たぶん天才ですね。

 「君」の為に誰かを傷つけようとしています。この場合の「誰か」とは誰のことなのか。彼女の旦那しかいません。旦那さんから奪おうとしてるんですね。君を守るためなら、君を不安から救ってあげるためなら、僕は何だってする、と。一つ前のフレーズからの流れで見ると、本当にただのヤバイ人になりつつあります。順調です。

さて、サビです。サビはまったく同じものを後半にも繰り返すので、特筆すべき部分のみ書き出すことにします。

たどり着くのは幻だとしても(小瀧)

今(ここ)に君がいればいい

幻にたどり着く・・とは・・・?はい、「幻」の意味をググります。「現実には存在しないのに、あたかも存在したかのように記憶されるもの」・・・えっ何か怖い。二人は「現実には存在しないもの」になろうとしてるということなのか。それはつまり・・・?

ずっと2人は愛し合うはずなのに

素直になる度 疼く傷跡

ここで気になるのは「なのに」。妖怪ググれカス女出動です。普段当たり前のように使っている言葉を今一度調べてみましょう。

な‐のに[接]
[接]《接続詞「それなのに」の「それ」が省略されたもの》前述の事柄に対し、あとの事柄がそれと矛盾する内容であることを示す。

「AなのにB」というように、AとBが矛盾しているときにそれを接続する役割を果たすものですね。歌詞で見てみると、ずっと2人は愛し合うはず「なのに」。なのに、の後が何もありません。でも大丈夫です。「なのに」の前の内容と矛盾していることを考えればいいだけなのですから。つまりこの場合は「ずっと2人は愛し合うはずなのに、愛し合うことは叶わない」ということになります。

・・・ん?さっきまでは、君の為なら誰かを傷つけたっていいぜ!誰も俺を止められないぜ!俺はマジだぜ!というテンションだったのに・・・。どうやらちゃんとわかってはいるようです、自分たちは愛し合ってはいけないということを。そんなちゃんと理性をわきまえている自分に「素直になる度」に、傷跡が疼く=心が痛む。ということなのでしょう。

 

 さて、1番が終わりました。続きまして2番です。長いですね。飽きたらどうぞ無視してください。そして2番からユニゾンが増えます。歌割わかりません(笑)何となくわかるところだけ書いてますが、間違ってるかもしれません。間違ってたらこっそり教えてください><2番も特筆すべき箇所だけ抜き出します。

 

君は僕を照らし 僕は君の鏡になる(藤井&中間)

本当の顔を映した 安らぎがそこにはあった(重岡&小瀧)

 ついに鏡になりました。しかも、自分という鏡に映る彼女の顔は「本当の顔」だと言っています。とんだ自信ですね。自分にだけは素顔を見せてくれると言いたいのでしょう。

失うくらいなら 罪と罰を受けようと 構わない(濱田)

SEKAI NO HAMADAパートです。「失う」のは彼女で間違いないでしょう。恐らく、ここで彼女を失うかもしれないという可能性が出てきたのだと思います。理由はわかりません。長いこと出張中だった旦那が帰ってくることになったのか。もしくは二人の関係がバレそうになっているのか。ともかく、彼女から別れ話をされたんじゃないかなぁ、と私は解釈しました。

でも主人公はそんなこと我慢なりません。彼女を失うなんて考えられません。彼女の為なら「誰かを傷つけても構わない」とまで思ったのです。それほど愛してしまったのです。「失うくらいなら 罪と罰を受けようと 構わない」。彼女を失うくらいなら、自分が犯罪者になったって構わない。完全な直訳ですが、そう言っているように思えてなりません。

傷つくほど 強くなる 愛しき衝動

ここの「衝動」という単語に引っかかりました。「衝動的」という言葉の意味は辞書によると「心をつき動かされるままに、善悪などの判断もせず行動に移してしまうさま。」とあります。つまり、あまり良い意味ではありません。「衝動的な犯行」・・・ニュースなどでもよく聞きますよね。愛するがゆえに、その「衝動」が強くなっていっています。

もし君が消えたら明日はこない(神山&重岡)

心だけが永遠を知る(中間&小瀧)

どんな哀しい運命だとしても(藤井&濱田)

その腕の中で ずっと眠りたい(桐山)

ここのブロック、もう全部怖い。明日は誰にでも平等にやってくるものです。それが来ないということは、もうそこには「死」しかない。「哀しい運命」と明言しちゃってるし、「眠る」という表現もつまりそういうことだと思います。ここで明らかに「死」を描写してるんです。初めてちゃんと歌詞を読んだとき、ここで本当にゾッとしました。

 

このあとはサビの繰り返しです。ここで気がつきます。この曲、「傷跡」という単語が何度も出てくる。タイトルである「SCARS」もそうです。[scar]は[傷跡]という意味の単語。最初は、「心の傷」みたいな意味だろうと思い特に気にしてませんでしたが、聴けば聴くほど、解釈の内容も相まって、もしかして「傷跡(物理)」なんじゃないかと・・・。そっか、刺しちゃったんだな・・・。

さらにタイトルである「SCARS」。そう、複数形です。傷跡(物理)は一つではないんです。

一つは愛する彼女を刺した傷。もう一つ、その彼女と永遠になるために、自らを刺した傷。

これで「SCARS」という意味が成立しました。

 

結論:愛した女性は自分のものには決してならない、ならばいっそ二人で永遠になってしまおうという考えのもと彼女を殺め、自らも死に至った悲しい男の歌である。

 

 

以上が私の勝手極まりない深読み解釈です。かなり無理やりですし、深読みしすぎ乙(笑)なのもわかっておりますが、ごめんなさい、とっても楽しかったです。もちろん、100人が聴いたら100通りの解釈ができるような素晴らしい楽曲です。そのうちの一つとして、「こんな考え方する人もいるんだ」くらいに思っていただければこれ幸い。ここまで読んでいただいてありがとうございました。他の方のSCARS解釈も読んでみたい所存。

 

 

にわか尾崎豊ファンが選ぶジャニーズWESTに歌ってほしい尾崎豊ソング

にわか尾崎豊ファンが、ジャニーズWESTに歌ってほしい尾崎豊ソングを独断と偏見で考えてみました。

小6~中1あたりの時期、狂ったように尾崎ばかりを聞いていたわたしを両親はさぞ心配したでしょう。今だから言えるごめんなさい。でも尾崎の曲はとってもいいんだぞー!!ってことをうっすら伝えられたらと思います!

 

 

重岡大毅/「太陽の破片」

なぜでしょう、この曲を聴くと重岡くんが浮かんでくるのです。決して明るいメロディーでも明るい歌詞でもないのですが、私が重岡くんに抱いている「孤高のアイドル」「愛されるがゆえの孤独」みたいなイメージがこの曲に合ってるのだと思います。テレビの前で、ファンの前で、ぴっかぴかのアイドルスマイルを見せたあと、家に帰って暗い部屋の中で膝を抱える重岡くん・・・みたいなイメージを持ってしまっているので、是非ともあのスイートボイスで、囁くように、叫ぶように、歌ってほしい。

 

 

桐山照史/「Scrap Alley」「群衆の中の猫」

絞りきれず2曲です(笑)。まず「Scrap Alley」はとてもリズムが軽快で、まさにロケンロール!ていう感じの大好きな曲。歌詞が妙にリアルなんですけどね。「警察が来て苦情を言われた」とか(笑)14歳のミッキーが歌ってるようなイメージが浮かんできました。きっと照史くんに似合うはず!

そして「群衆の中の猫」。すごく難しい曲だけど照史くんならきっと歌える!という期待を込めて。「やさしく肩を抱き寄せよう 君が悲しみにくれてしまわぬように」尾崎はもちろん叫びちらしながら歌いますが、照史くんなら綺麗な、伸びるような優しい声で歌ってくれるんじゃないかなぁ。とにかくこれを歌っている照史くんが見たい!という理由で選びました。

 

 

中間淳太/「OH MY LITTLE GIRL」

最近、映画に起用されてまた注目された色褪せぬ名曲。淳太くんの甘くて優しい歌声にぴったりハマると思います。なんとなく、淳太くんが恋愛するのは年上の女性のような気がするのですが、これは年下の彼女が可愛くて可愛くてたまらない!という歌ですね。(だいぶザックリした解釈w)おじさんキャラが確立しつつある今日このごろなので、大人の魅力たっぷりに、年下女子たちをメロメロにすればいいと思います。希望としてはピアノ弾き語りで!

 

 

藤井流星/「十七歳の地図

正直、一番思い浮かばなかったのが藤井さん\(^o^)/でも、彼はバラードや重くて暗い曲よりもノリのいい曲のほうが良いことはわかっていたので、ノリのいい曲で一番好きなものを選びました。とっくに十七歳は過ぎてしまっていますがそこは置いといて。「Seventeen's Map!!」と叫んでイントロが流れ出すところがとても好きなので、そこを藤井さんに再現していただきたい。余談ですが、実は尾崎豊ってよく見ればとても美形で、どことなく藤井さんは尾崎に似てるような気がするんです。尾崎豊の半生を辿るドラマがあれば是非とも藤井流星を主役に起用してほしい(笑)

 

 

神山智洋/「Forget-me-not」「ふたつの心」

これまた絞れずに2曲!><「壮大な愛のバラード」を歌わせたら右に出るものはいないことで定評のある神山さんには是非ともこの2曲を!最初は「Forget-me-not」だけだったのですが、Twitterでお友達から「ふたつの心、神ちゃんに歌ってほしい!」との声をいただき、「そ、それだー!!!!」となりました。勝手にこの2曲を「神山智洋のテーマ」に認定したいほどハマっていると思います。アコギ1本&ピンスポで歌ってほしい。そしてガン泣きしたい・・・バーチャル「智洋のオンナ」体験したい・・・

どうやら「Forget-me-not」は清水翔太に、「ふたつの心」は清木場俊介にカバーされたようで、時代を超えて愛される名曲です!

 

 

濱田崇裕/「ドーナツ・ショップ」

ただ単に、わたしの好きな曲です!好きな曲は、信頼できる歌い手に歌ってもらいたい!尾崎楽曲のなかでもとりわけ優しくてほんわかした曲だと思います。メロディーがとても綺麗。歌詞も優しくて切ない。ただし、曲の後半は突然セリフをしゃべりだし、そのまま曲が終わっていくという斬新さ(笑)俳優・濱田崇裕ならば問題はないと思います。

この曲を濱田くんが歌うとすると、何だか田舎育ちの彼がコンクリートに囲まれた都会へ出ていって一生懸命「自分」を見失わないようにもがいているような曲にも聞こえると思います。

 

 

小瀧望/「ハイスクールROCK'N'ROLL」

彼が歌わずに誰が歌うというのか!!!いつのまにかハイスクールボーイではなくなってしまいましたが、是非とも!是非ともこれを小瀧くんに!!!実はこれ尾崎豊の暗かった高校時代を歌ってる曲なので歌詞はあまり楽しいものではないんですが、とにかく明るいメロディーで、拳突き上げて「\ロックンロール!!!/」て叫びたくなるんです。尾崎豊の曲の中で、一番ポップなんじゃないかなーと思います。個人的意見ですが><ピョンピョン跳ねながら楽しそうに歌ってる小瀧くんが目に浮かんで、こっちまで楽しくなります。

 

 

以上、にわかファンが独断と偏見で選ばせていただきました。とても楽しかった!YouTubeを探せば全部聴けると思いますので、興味があれば聞いてみてくださいー!

 

ALL TIME BEST

 

日常会話で使おう「ブラッドブラザース」

舞台「ブラッドブラザース」も千秋楽を迎えましたが、わたし含め周りの方々も絶賛ブラブラロス中な今日この頃、如何お過ごしでしょうか。

あの素晴らしい舞台を記憶の中だけに留めておくのはあまりにももったいないと思いませんか。もっともっと日常生活にブラブラを!ということで、日常会話に使えそうなブラブラの台詞を集めてみました。是非、お友達との会話にお役立てください。(台詞は自分の記憶に頼ってますので実際とは異なる部分がございます)

 

①「みんな○○って呼ぶ?」「ううん」「じゃあ僕はそう呼ぶ。」

初めましての方と自己紹介をし合う時に使いましょう。みんなが呼ばなそうな愛称を提案すればきっと血を分けた兄弟になれます。ただし目上の人に使うことはお勧めしません。自己責任でお願いします。

 

②「それよりさ、エディんとこ行こうよ」

 話題を変えたいときに使いましょう。高確率で「エディって?」と聞かれ、話題は確実に切り替わります。その後の展開はお任せします。

 

③「僕なにかしましたか、ジョンストンのおばさま」

相手を怒らせてしまったと思ったときに使いましょう。消え入りそうなか細い声で言うのがポイントです。可能であれば散らばったマシュマロを拾いながら呟きましょう。

 

④「違う!ちーがーう!!!」

何かを否定するときに使いましょう。ポイントは7歳感を前面に押し出すこと。近くにクッションがあればソファにばふんばふんと叩きつけましょう。いじけた7歳児ほど強いものはありません。

 

⑤「とってもいいね」

あまり良くないと思っているものにしかたなく同意するときに使いましょう。棒読みであればあるほど正しい使い方です。顔はしかめっつらで。

 

⑥「くそぶったまたまげー!!!」

ぶったまげたときに使いましょう。なるべく上品な声で。

 

⑦「ウィンブルドンでもやってほしいー!」

おっぱいを出したままテニスをする映画を見たときに使いましょう。

 

 

 

 

いかがでしたか?日常でよくあるシーンばかりですね。きっとお役に立てるはずです。

次回は、会社で使おう「ブラッドブラザース」編をお送りします。お楽しみに!(大嘘)

9年間安田担だった私が小瀧望に転げ堕ちた軌跡を辿る

askで、ある質問をいただきました。

「小瀧くんに惹かれたきっかけ、小瀧くんに降りることに決めた要因など、小瀧くんとのなれそめを聞かせてください!」

ご質問いただいた方、ありがとうございます。そのままaskで答えてもよかったんですがせっかくブログを始めたので、しかも近頃は担降りブログなるものが流行しているので、例に漏れず乗っかってみよう精神で書いてみます。

わたしは2014年4月5日に安田章大くんから小瀧望くんへ担降りしました。 

出会いは遡ること2013年3月。ちょうど2年ほど前。当時私はバリバリのエイターで、関西Jr.については完全に無知でした。もう本当に無知でした。知っているのはエイトコンのバックに時々ついてくれていたB.A.Dやベテランあたりのみ。それも名前と顔が一致するレベルで、彼らの人となりはほとんど知らない状態。それもそのはず、私は関ジャニ∞以外に全くと言っていいほど興味を持てなかったんです。直属の後輩だって完全に管轄外でした。

そして私は安田章大くんの担当でした。2005年からずっと安田担を名乗っていました。関ジャニ∞が「好きやねん、大阪」をリリースしたときにコロっと落ちたのです。彼がまだハタチそこそこで、私は高校生でした。ひたすらに関ジャニ∞だけを追いかけ続け、高校生活、大学生活を関ジャニ∞とともに過ごし、そして社会人となってしばらく経ったちょうどこの頃、「わたしは安田担を名乗っていいのだろうか」と自問することが増えていました。いつのまにか安田くんというよりも「関ジャニ∞」というグループそのものを好きになっていて、いや、もともとそうだったのですが、いつのまにかコンサートでも特に安田くんを目で追ったりしていない自分に気づいたのです。関ジャニ∞7人が作り出す音楽、お祭り感、空気が大好きで、乱暴な言い方をすれば「関ジャニ∞なら誰でもいい」という関ジャニ∞ビッチ状態。確かに関ジャニ∞が好きなのだから私はエイターだ。しかしこれはもはや安田担とは言えない。あんなに安田くんが好きだったはずなのに。でも安田くんが好きなことに変わりはない。同じくらい他のメンバーも好きなだけ。はて、担当とは一体???とぼんやり悩み出していたのです。

 

そんなときに、長年のお友達である紗莉ちゃんに誘われ、映画「関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲」を観に行きました。

前述したように、当時の私の関西Jr.に関する知識などたかが知れていて、この映画を見る前は「B.A.Dと文ちゃんはわかる。これは確か重岡くん?えっと…、あとは誰?」てな感じ。ほぼ無知、完全アウェーな現場でした。アウェーはアウェーなりに楽しめるタチなのでまったく問題はなかったのですが。いや、このあとの転落人生を思えば、むしろ大問題だったのですが。

 件の映画を見たあとの私のツイート。

  

 

  はい片足つっこみました。たぶんこれが私がTwitter上で初めて彼の名前を出した時。そりゃそうだ。名前すら知らなかった。存在すら知らなかったんだもの。しかし、確実にこの時に彼の存在が私の中に埋め込まれたのです。この子、背が高いなあ。お顔濃いけど整ってるなあ。確か、小瀧くん?だっけ…?覚えておこう。 こんな感じでした。

ただこの時はまだ傷は浅かった。一撃では仕留められなかったのです。ふう、危ない。それからの日々はいつもどおりエイターとして細々と生活しておりました。が、暗黒大王紗莉ちゃんの魔の手がじわじわと忍び寄ってきていたのです。

「一緒に関西Jr.の映像を見よう!」

ある日、暗黒大王に誘われました。そのお誘いにホイホイとついていったのが、今の私があるすべての元凶。過去の少年倶楽部、ドラマ、バラエティ、たくさんの映像を見ました。それがとてもとても恐ろしい行為だなんて知らずに。そう、底なし沼と名高い「関西ジャニーズJr.史」に自ら突っ込んでいたなんて知らずに。

決定打となったのは「少年たち~格子なき牢獄~」のDVDでした。

今や高額取引しかなされていないような幻のDVDを暗黒大王は持っていました。あのひと怖い。そこに居た彼は、一際身長がひょろりと高く、ガリガリに細くて、頭にタオルを巻いていて、「規則なんてない、俺たちがルール~」なんつって一生懸命に踊っていました。そのダンスにやられたのです。目を奪われるとはまさにあのこと。もう彼しか見れませんでした。見れば見るほどにその素晴らしいスタイルや、かわいい笑顔に気づかされ、さらにはその彼が当時14歳だなんて言うジャありませんか。その衝撃たるや言葉では言い表せませんでした。

ふと気づきました。担当と名乗っている安田くんを目で追っていない私が、こんなにも一人の男の子を目で追ってしまっている。この気持ちは何だろう、この気持ちはなんーーだろおおおおおお!?と私の中の合唱団が勝手に「春に」を熱唱。

 

 はい、堕ちました。簡単でしたね。

でもこの段階で「はい、降りマース!☆」とならなかったのは、自分の中に「担降り」という概念がなかったから。もちろん「担降り」という単語、行為は知っていましたが、それが自分の問題になるなんて夢にも思ってなかったんです。この時点では「担降り」という選択肢はありませんでした。

でも、どうしても小瀧くんが頭から離れない。今まで関ジャニ∞にしか興味を持てなかったのに、こんなに衝撃的な出会いをしてしまった。脳天に落雷を受けたレベルだったのです。大袈裟ではなく「見つけた!」と思ったのです。この頃の私のテーマソングはGLAY/「出逢ってしまった二人」でした。

それからはもう小瀧くんに堕ちていく一方。

 

 

 

 

もうだめだ。泥沼だ。もはや止められなくなっていました。ちょうど精神的に仕事がつらい時期だったこともあり、彼を救世主にように思っていました。どんなに仕事がつらくても、家に帰って彼を見たら元気になれる、その対象が完全に小瀧くんになっていました。

初めて小瀧くんを生で見た現場はこの年の夏の舞台、大阪松竹座での「ANOTHER」。

 

生で見たが最後。ズブズブと頭のてっぺんまで沼に沈んでいったのです。そのまま流れるままに日生劇場ANOTHER、12月クリパと、とにかく現場に出向くことに必死になりました。

単純に、小瀧くんに会いたかったのです。

ただし、この時期は「KANJANI∞LIVE TOUR JUKEBOX」も行われていて、もちろんそちらも観に行っており、行ったら行ったでやっぱりエイトのコンサートは心底楽しくて、ああホームだなぁ、なんて思ってしまう。

この頃から、二つを天秤にかけるようになります。私はエイターで、関ジャニ∞が好きだ。しかし、小瀧くんも好きで、関西Jr.が最高で、応援していきたい。どうすればいいかわからなくなりました。正直、気持ちはすでに小瀧くんのほうに傾いていたと思います。それでも決意を妨げていたのは、翌年で関ジャニ∞が10周年を迎えるということ。ここまできたのなら、きちんと節目まで見届けるべきなのではないか。そうしないと、関ジャニ∞に、安田くんに捧げてきた私の8年間が報われないのではないか。

ちなみに、「担当」という概念は人それぞれだと思いますが、私にとって担当とは「一生添い遂げる伴侶」と同等くらいに思っていました。言うなれば私にとって安田くんはもうすぐ結婚10年目の旦那と同じ。担降りとはそのパートナーを変えること。つまり離婚。そんな簡単に出来ることではありません。もちろん実際は結婚と違い、役所も通してないし、誰の許可もいらないし、ましてや安田くんは私の存在すら知りません。私が青春時代を捧げてきたことも、違う誰かとの間で揺れていることも、安田くんは知る由もありません。私が勝手に好きになり、勝手に時間を費やした。ただそれだけのことなのです。それだけのことに泣きたくなるほど悩むなんて、ジャニオタとは面白い生き物だ。

とにかく、担降りという行為はイコール「裏切り」だと思っていたのです。ひたすらに「好き」を捧げてきた安田くんを裏切り、安田くんを好きだったから出会えたお友達をも裏切るような気持ちになっていました。だから出来なかった。小瀧くんが好きなのに、どうしても担降り出来なかった。

 

そんな時に、あのカウントダウンがやってきました。とにかくショックで、何も考えられませんでした。小瀧くんのデビューが決まったのですから嬉しいことなのに。でも私が好きになったのは「7WESTの小瀧くん」だったから。あの4人がバラバラになることが辛くて悲しくて、この感情をどこにぶつければいいのかわからない。

その翌日は、JUKE BOXツアーの福岡公演。私は関ジャニ∞に逃げました。エイトのコンサートはやっぱり楽しくて、嫌なことを忘れさせてくれました。ああ、そうか、私は逃げてるのか。いつのまにかエイトは、私にとっての逃げ道になってしまっているのか。安田担として9年目に入ったそのとき、そう気づいてしまいました。

数日後の京セラドームでのJUKE BOXツアーオーラス、何故だかボロボロに泣いてしまったのは、うっすらと「別れ」を決意していたからかもしれません。

 

その後、ジャニーズWESTが7人でのデビューを発表しました。デビュー発表の数日後に「なにわ侍ハローTOKYO!」を観劇し、嬉しくて嬉しくて涙が止まらず、「この7人についていけば間違いない」と確信しました。ずっとずっと、この子達を応援していこうと決意しました。

そして、タイミングを見計りつつ、ついに2014年4月5日に担降り宣言。ジャニーズWESTのデビュー月に、私も新しいスタートを切ることとなりました。

 

 これが、9年間(正しくは8年と4ヶ月)安田担だった私が小瀧望に転げ落ちた軌跡です。

他人から見れば本当にどうでもいいことなのですが、私にとっては人生年表に載るくらいの大きな出来事でした。何よりも嬉しかったのは、関ジャニ∞を好きだったから出会えた友人たちが、今でも変わらず付き合ってくれること。関ジャニ∞は、わたしにたくさんのものをくれました。だから、今でも変わらず関ジャニ∞は大好きです。エイターさんも大好きです。

ジャニオタをやっていて一番よかったことは、やっぱり人との出会いに恵まれていたことだと思います。これからジャニーズWESTを応援していく中で、きっとまたたくさんの人と巡り会えるはず。それが楽しみでなりません。そして、素敵な人たちと巡り会えるたびに、小瀧くんを好きでよかったなあと思うのでしょう。

今のところ、こんなにもドキドキして、胸がぎゅーってなって、「ああ、好きだなぁ」と思えるのは小瀧くんだけなので、二度目の担降りをすることはしばらくはなさそうです(笑)

 

舞台「ブラッドブラザース」を見て(ネタバレ有)

3月7日〜3月8日で舞台「ブラッドブラザース」を観劇しに大阪松竹座へお邪魔いたしました。

噂はかねがね聞いておりましたが本当に本当に素晴らしいミュージカルでした。ただし私の残念な脳みそでは「あそこのシーンはこういうことを示唆していて・・」とか「あれはこれの隠喩では・・」とかいう考察なんてものはできません。けれど、あの空間にいて感じたことをちゃんと書き記しておかないといけない気がして。このまま風化して私の中から消えてしまうのはあまりにももったいない気がして。ただの感想にすぎませんが、ちょっとだけ記録しておきます。

主にストーリーに触れていきますので、ネタバレ回避中の方はご注意ください。

 

 

今回私は3回観劇させていただきました。一回目を観たあと、ミッキーとエディは、どうしたって幸せになれない運命だったんじゃないかと思いました。二人がお腹の中にいる段階で、ジョンストン夫人とライオンズ夫人は契約を交わしてしまった。生まれたあとの人生をあのときすでに運命づけられたのだと思ったのです。ただし、もしあの契約がなされなかったとしても、二人ともジョンストン夫人の子供として育てられたとしても、結局は児童福祉施設の手によって引き離された可能性が高い。つまり、どっちにしろあの二人は生まれながらにして不幸の双子だったんだと思いました。

しかし、3回目を観劇した際、運良く表情がとても見やすい席で、ラストシーンの演者の表情を見てその考えは覆りました。とても幸せそうな顔をしていた。残念ながら真ん中よりも上手側だったので神山くんの表情しか見えなかったのですが、とても安らかに目を閉じていたんです。ああ、きっとこの双子は、こうなることこそ幸せだったのかなあ、と、思い直しました。だから、悲しい結末に変わりはないけれど、終わったあとに嫌な感情は一切残らなかった。

 

ジョンストン夫人は50ポンドというお金でエディと引き離されました。そして、ミッキーは50ポンドのために刑務所に入れられた。二人共、50ポンドに人生を狂わされたのがとても皮肉。それから、お金を渡す→一度受け取るが投げつけて返す→お金を拾う、という行為を親同士でも子同士でも行われていたのが印象的です。

 

エディとミッキーが本当は双子だと明かされるシーン。エディに注目していると、すべてを悟ったような表情をしていました。なぜ母は住む場所にこだわっていたのか、なぜミッキーと遊んではいけないと言われ続けていたのか、過去のあらゆる出来事を思い出し、それがすべて繋がったような。それが彼にとって嬉しかったのか、ショックだったのかはわかりません。対してミッキーは、まるで絶望したような真っ黒な目から、一筋涙を流し、自分の辿ってきた運命を恨みながら死んでいった。あの時、大好きな母ちゃんを「お前」と呼び、怨恨の目で睨みつけていたのがとてもとても悲しかったです。

その直後、二人は自分たちが双子だと知った上で死んでいった。母親のお腹にいる胎児の格好で、二人手を取り合って。上手く言葉にできませんが、きっとあれが最良の結末だったんだろうなと思います。少なくともエディはとても安らかな顔をしていたので、そう思いたいです。

 

ひとつだけわからないのが、何故ミッキーはエディを撃ってしまったのか。ミッキーはエディを撃つ気はなかったと思います。だってあの銃に弾が入ってるかどうかすら知らなかったのだから。脅かすつもりはあったかもしれないけれど。それに、あの時ミッキーは母親の方を見ていた。「どうして俺を渡さなかった。そうしたら、俺がこいつだったかも知れないのに」と訴えながら、銃でエディを指した瞬間に発砲。狙ったとは思えないしタイミングが唐突すぎる。暴発だったのかとも思いましたがそれだと何となく後味が悪い。さっきから運命論ばかりになっていますが、きっとあの瞬間こそが二人が生まれたときに神様が設定した「最期」だったのだろう、と自分を納得させました。ここの解釈はいろんな人の考えを見てみたいなあ。

 

ミュージカルなので素晴らしい音楽がたくさん堪能できるのですが、辛いとか悲しい場面の音楽こそ明るいメロディーの曲だったのが印象に残ってます。解雇通達されて失業手当に並ぶときとか、ミッキーが刑務所に入れられてどんどん落ちていくシーンを歌っている曲もメロディは明るい。だから、あまり気持ちが暗くならずに済んだのかなあ、なんて思います。

 

せっかくなので照史くんと神ちゃんにも触れておきます。幼少期の二人がとっても可愛くて、7歳の男の子感が何の違和感もなく伝わってくるのが本当に凄い…!ジャニーズWESTの中でも声に魅力のある二人なので、二人のいろんな声色が堪能できるのも魅力の一つでした。

14歳のミッキーの登場シーンがかっこよすぎて、声を抑えるのに必死でした…。ていうか観客も抑えきれてなかったけど!8日の昼の部なんてあそこで「フゥッ!↑」って声上がってたし(笑)

神ちゃんの歌声をあそこまで堪能できる舞台が今まであったでしょうか。エディがリンダに向けて歌う愛の歌がとにかく素晴らしくて、これはもう該当担以外も絶対に見たほうがいい!彼の歌唱力、表現力、声の伸び、、、もう、あの、とにかく見て!!!(笑)

二人の演技力が高いことなんてわかっていたけれど、この舞台できっとさらに磨かれただろうなと思います。二人共「無言の演技」がすごい。照史くん、うつ病の薬を飲んだ瞬間に、スっと目から生気が無くなるんです。凄かった。怖いと思うほど。それとエディとリンダの密会を目にしてしまい、その後銃を手にした瞬間、あれは本当に「殺人者」の目をしてました。とにかく照史くんの目の演技が半端じゃない。

神ちゃんは、銃を持ったミッキーが演説中に乱入してきたときも、いつもと変わらず「やあ、ミッキー」と挨拶をし、いつものようにニコニコしていました。ミッキーが自分に銃口を向けているのに、ずっと微笑んでる。あのシーンから涙が溢れて止まりませんでした。どんな状況だろうと、エディにとっては、目の前にいるのが大好きなミッキーであることに変わりないんだなあと。

 

つらつら書き続けたら終わらなそうなのでもうやめておきます。終始、支離滅裂な文章でごめんなさい。

きっと見るたびに違った見方が出来る舞台だから、もっともっと見たかった。でも私の中で最高の千秋楽を迎えたのでもう欲は出しません。照史くんと神山くん。この二人にしか出来ない舞台だったと思います。最高の時間を本当にありがとうございました。千秋楽まで怪我なく、楽しく、あの空間があの場所に在り続けますように。