さよならレストインピース

だいたいジャニーズWESTのこと

舞台ANOTHERを見て思ったことをつらつらと(ネタバレしてます)

大阪松竹座で行われている舞台「ANOTHER」2016年8月9日公演におじゃましてきました。

2013年に行われた同舞台に心奪われた、所謂「ANOTHERおばけ」のわたくしですが、3年後にまたこのお話を演じてくれて、とても懐かしく、愛おしい気持ちにさせてくれて本当に嬉しかった。また当たり前ですが、3年前のANOTHERとはまた違う魅力に満ちていて、関西Jr.の「今」が詰まった素晴らしい舞台でした。

 

さて、ここからネタバレ満載で思ったこと、自分なりの解釈などを述べてまいりますので、ネタバレ回避中の方はご注意ください。

 

 

 

 

前述としまして、わたしは2013年の松竹座ANOTHER、その後に行われた日生劇場ANOTHERどちらも観劇しております。

この話の中心人物である「兄」というポジションを担う人物。2013年はアキト、2016年現在はコウジです。彼らは漂着した島で最愛の弟を失い、その後、仲間と日本へ帰ることを拒み、その島に残ることを選択します。

2013年のANOTHERを観た時点で、わたしは彼(当時はアキト)は、島に残ったのちに弟の後を追い、自ら死を選ぶのだろうと解釈していました。そして2016年現在のANOTHERを観ても、やはりそう思わせる要素がちょくちょく見て取れます。

入水自殺で命を絶った弟の亡骸を抱きながら、兄は仲間たちにうっすらと笑顔を向け、「弟が死んだのはこいつが弱かったから。弟が死んだのは弟の責任。お前らが落ち込むことはない」と励ますような言葉をかけます。自分が絶対に守ると、母親に会わせてやると誓った弟を、自殺という最悪の形で失った悲しみつらさは計り知れないものですが、それでも仲間を思いやる彼に今年も心臓をえぐられる思いでした。

仲間には「弟が死んだのは弟の責任」と言いながらも、その直後のひとりのシーンでは「守れなくてごめん、こんな兄ちゃんでごめん」と自分を責めます。彼は弟の責任だなんて微塵も思ってない。すべては自分のせいだと思っているはずです。この時点で、兄は最大の十字架を背負うことになる。

 

余談ですが、自ら命を絶つ弟を演じた人は、2013年松竹座:レン→2013年日生劇場:ショウ→2016年松竹座:キョウヘイ となってます。なんとなくのイメージですが、この3人の弟たち、みんな少しずつ性格が違うような気がします。性格というか、体質というか…?

レンはただひたすらに「幼かった」。幼いがゆえに過酷な環境に精神をやられ、家族と共にもう一度見ることを強く強く願っていた「雪」の幻覚に導かれ、海へと沈んだ。

ショウは、完全なわたし個人の解釈ですが、少しだけ知的な障害があったんじゃないかと考えていました。年齢はレン・キョウヘイより上ですが、知能は実年齢より低い男の子だったんじゃないかと。同じ質問を何度も繰り返したり、好きだと言っていた曲を時々忘れて歌えなくなったり。結局彼も同じように、楽しかった思い出=雪に導かれ、たぶん彼に関しては、わけのわからないまま亡くなってしまったんだと思います。

そして今回のキョウヘイ。彼は幼さにプラスして、そもそも身体が弱かったのかなと思いました。「キョウヘイはここの生活に合わへんみたい」という台詞、2013年には無かったんじゃないかと記憶してます。精神的な重圧と、さらに身体的にも限界だったのかなと…。

 

どちらにせよ、「弱い」弟を守ると誓い、しかし結果的に守れなかった兄は、日本へと帰ろうとする仲間に「ここに残る。弟もここにいるから。」と宣言します。「僕ひとりでも大丈夫だったのに」という弟の幻覚(と言っていいのか?)に対し、「もうお前を一人にしないと誓ったんだ」と答えます。そもそも、死んだ人間と会話をしてる時点でもう既に兄は死に近づいてるんじゃないかとも思えます。(これは兄の妄想という解釈もできますが…)

 

そして一番悲しいのはこのあと。

幕が降り、兄と弟のみがステージ上に残っている。弟は兄を見つめたあと、何も言わずに暗闇へと歩いて去っていく。

その後を追いかけるでもなく、兄はその背中を見つめ、その場で暗転し、彼の姿は見えなくなる。

このシーン、すごく意味深ですよね…。わたしの解釈ですが、弟は歩いて去っていき、兄はその場で消える。行き先が違う。つまり、兄がその後、弟の後を追い自ら命を絶ったとしても、同じ場所へは行けないのではないか?そばにいてやれないのではないか?だから弟はその前に「日本に帰ってもよかったのに。僕ひとりで大丈夫なのに。」という「帰れ」という意味にも捉えられる言葉を投げかけたのではないか?あれは「僕の後を追っても、一緒にはいられないよ」という弟からの忠告だったのではないか?

兄はそれを知ってか知らずか、島に残った。たぶんそれが兄なりの償いなんだろうと思います。

 

2013年と2016年の違いはここから。ShowTimeです。

「Brother」という曲を披露してくれるんですがまたこれが意味深で。

そもそもこの曲のBrotherは「仲間」という意味でこの単語を使っていると思うんですが、ShowTimeでは「コウジ&キョウヘイ」、「ダイゴ&シュン」という、劇中で実の兄弟である描写があったコンビで歌ってるわけです。(丈くんと長尾くんコンビもいますがまあ置いといて)

つまりマジで「肉親の兄弟」って意味じゃん!と。

一度そう思ってしまうと、もうコウジ&キョウヘイの曲にしか思えない。「You're my brother, don't you worry 何も心配はない いつもそばにいるから いつだって」という歌詞もまんま島に残ったコウジの心境じゃないか…

そして極めつけ。サビの最後の「You're my brother」のところで、十字を切るという振り付けが。あまり詳しくないのですが、クリスチャンが十字を切るのは「祈り」や「懺悔」のときだと記憶しています。(もし違っていたら申し訳ありません。)

とにもかくにも、あの話のあとに「弟よ、何も心配はない、いつもそばにいるから」と言いながら十字を切るなんて、出来過ぎではありません?と少し目眩が。。。

 

と、このように私の中の点と点が線でつながってしまい、しばらく精神的にしんどかったです(笑)

 

何度も言うようですがこれは私個人の解釈です。違う解釈ももちろんあって当たり前。もしかしたら普通にあの島で住人たちとキャッキャ楽しく暮らしてるかもしれませんし。

こういう解釈もあるんだなーくらいに思って頂ければ幸いです。

読みづらかったでしょうに、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

やっぱり「ANOTHER」は大好きな舞台です。もう一度見れて本当によかった。残りの公演も怪我なく楽しく、頑張っていただきたいです。

 

自担の10代が終わります。

「口に出さなければその日が来ないかもと思って」いたけれど、どうやらその日は容赦なく来てしまうようです。小瀧望くんの10代が、もうすぐ終わります。

 

テレビに映る姿に目が離せなくて、いつのまにか釘づけになっていて、その数ヶ月後に観に行った舞台でピッカピカの笑顔で歌い踊る姿を見て、ずっとずっと彼のことを応援したいと思った。

その時、彼は16歳でした。

 

心をすっかり奪っていった16歳の彼が、もうすぐ20歳になる。当時から大人っぽく、見た目も年齢より上に見られることをネタにされていた彼が、本物の大人になってしまう。それが嬉しくもあり、寂しくもあり、何とも言えない感情に苛まれているのです。

20歳になれば、今まで出来なかったことがたくさん出来るようになる。きっと、人間としても、まだまだどんどん大きくなる。新しい小瀧望くんがこれから生まれるんだと思う。嬉しい。とても嬉しい。

でも、それと引き換えに、10代だった彼はいなくなる。

ティーンエイジャーというモラトリアムを脱ぎ捨て、彼はもっともっと広い世界へ進んでいく。

 

寂しいけれど、悲しいけれど、それを超えるくらいの楽しい未来が待っているはず。

私が好きになった10代の彼は消えてしまうけれど、今度は20代の彼のことを好きになれる。素敵じゃないか。素晴らしいじゃないか。

こんなに素敵な気持ちをくれて、こんなに楽しい人生をくれて、本当に感謝しています。

某ラブホリ先輩のお言葉をお借りします。

本当に、心から、10代の君に出会えてよかった。

 

 

今日という一日が彼にとって最良の一日でありますように。

10代最後の姿を、テレビの前で楽しみにしています。

闇組織WEST妄想が止まらない

偉大なる先輩、関ジャニ∞さんが∞UPPERSという作品において始末屋設定の映画を作りました。羨ましい 正直言ふて 羨ましい。とりあえず、それぞれにコードネームがあるという時点で私の中に息を潜めている厨二病人格が目を醒ます。羨ましい 正直言ふて 羨ましい。

羨ましいなら 妄想すればいいじゃない。

マリーアントワネットも良いこと言うもんだ。

ひとまず羨ましい要素ナンバーワンであるコードネームを勝手に名付けさせてもらいました。(以下のツイート参照)

 

 

 いい感じに厨二感出したつもりです。

ストーリー考えて!と言ったくせに結局自分で考えちゃうんですよねー。

 

この7人、とある組織を構成しております。一言で言うと警察に飼われているスパイ。世にはびこる犯罪集団の情報を集め、場合によっては制裁を下す。結局は警察の手柄になるので、彼らの名前は決して世に出ません。その代わり、警察からお金をもらっています。そんな組織が存在することが世間に知られては警察の名誉もガタガタなので、完全に闇組織。警察公認の武装集団のようなものです。7人それぞれが様々な過去を持ち、全員前科持ち。警視正であるハマナカにその能力を認められ、集められたのがこの7人です。警察に小さなビルの1フロアを借りてもらい、7人で暮らしています。

 

チャド(桐山):温厚で優しい性格だが、幼い弟を殺した犯人を復讐心で半殺しにし、下半身不随に追い込む。それ以降、自分よりも弱いものを征服しようとする者を許せない。話術に長けているので、情報収集が得意。情に熱く涙もろい。

 

シリウス(藤井):元暴走族の総長で、何より喧嘩が好き。相手のチームをボコボコにし、逮捕された経験あり。頭はあまりよくないがパワーがあるので戦闘要員。殴り込みの際は必ず、かつての仲間の形見である鉄パイプを持っていく。

 

マシュー(中間):頭脳明晰の司令塔。ハマナカとのやり取りは大体彼が行う。パソコンの扱いに長けている。父親の経営する会社が倒産し、父親が自殺をした過去を持つ。父の会社を潰した取引先の大銀行のシステムにハッキングし、倒産に追いやった。

 

ロキ(神山):心優しい爆弾魔。中学時代にいじめにあっており、主犯の生徒のロッカーに自作の爆弾を仕掛けた。それ以来、爆弾作りに魅せられ、気に入らない相手に爆弾をしかけるようになる。物づくりが得意。普段はおとなしく、全員分の食事の準備や洗濯なども彼の仕事。

 

ジッポ(濱田):カンフーの使い手であり、7人の中で随一の運動能力を持つ。妻子持ち。娘がまだ生まれて間もない頃、病院の杜撰な治療により、娘が失明してしまう。怒り狂った末に担当医に暴力を振るった。現在は別居中。娘の画像を眺めるのが癒し。ヘビースモーカー。

 

パンドラ(小瀧):最年少。対人恐怖症で常にビクビクしている。幼い頃から透視、念動力、相手の思考を読み取るなど、妙な能力が開花し、気味悪がった両親から孤児院に預けられる。嫌がらせをしてきた孤児院の他の子供に念動力で怪我をさせたことがある。他人から愛されることを知らない。

 

アルバート(重岡):元警視総監の息子。同じく警視総監になってほしいと母から厳しい教育、躾けを受け、ある日母親を刺してしまうが、父親によってもみ消される。家から逃げ出したところをハマナカに見つけられた。7人の中で唯一、拳銃を持っている。無口。無表情。無感情。

 

 

 

 

以上、簡単なプロフィールまで考えてみました。∞UPPERSと似てるじゃねえか!と思っていただいてかまいません。だって真似してるし。ハッハッハ。

そして突然のハマナカ。突然のハマナカ。突然のハマナカ。

お話まで書くかどうか悩み中ですが、今のところこれで満足してます。何か浮かんだら書きます。くだらない妄想をここまで読んでくださり、ありがたい限り。  

ジャニオタ症候群-その発病及び傾向と対策に関する一考察-

さだまさし/恋愛症候群-その発病及び傾向と対策に関する一考察-)*1

 

 

 

ジャニオタと呼ばれる一過性の発情症候群に於ける

その発病及び傾向と対策について考える

年齢 性別 職業 ツベルクリン反応 郵便番号の

如何を問わず 凡そ次のとおり
 


仕事も恋愛もプライベートもそれなりにこなし

あくまで趣味としてそれを楽しんでいる リア充

寝ても覚めてもジャニーズのことを思い 考え

 何なら本気で恋をしてドン引きされる 本気愛型

わざわざコンサート会場に足を運ぶまではなく

家のテレビで眺めていれば満足 茶の間型

タレントの発言、行動等に逐一目くじらを立て

考察・評価をやたらと投げつける 評論家型



その他いきなり優しくなったり

急に詩人になるケース

夜中に突然過去映像を漁りたくなる場合

ステージに向かって 彼の名前を叫ぶなどは

よくある事で更に 感極まって客席で泣き崩れる方もある



なにしろこれらがある特定の人にだけ反応するって事は

ジャニオタは一種のアレルギーと考えてよい



ジャニオタになったら一部の例外を削除すれば およそ

オタクはオタクらしくいろんなものが気になるものらしい

雑誌 CD 映像 カレンダー 地方遠征

その他元カノまで

一般人の感想など気になったら もうジャニオタ



相手には自分の良い所ばかり

見せたくなるものであるし

相手の欠点には気づいても気づかずにいられるし

食べ物 着るもの 見るもの 聴くもの

すべて好みが合うと思うし

毎日が二人の記念日になる



処が一年二年とたつうち見えてくるんですよ

アイドルとは 誤解と錯覚との闘い

そのうちなんだか彼が知らない人に思えてきて

次第に疲れて 興味が薄くなる



初めは 理想 一目惚れ

心のときめきで気付いた恋がいつか

疑心暗鬼 不信 裏切り 悲しみに変わり やがて

噂 流出 プラ写 週刊誌 不祥事 ワイドショー

新聞 批判 世間体 怪我 脱退 解散

出痔 いぼ痔 切れ痔 走り痔

えーと えーと...  えーとせとら



とにかく そんな風に 笑っちまった方が

傷つかずに済むってわかってるんだ

誰だってそうだろう

 



恋は必ず消えてゆくと 誰もが言うけれど

ふた通りの消え方があると思う

ひとつは 心が枯れてゆくこと そしてもうひとつは

愛 というものに形を変えること

 



相手に求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋

与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛

だから ありったけの思いを

あなたに投げ続けられたらそれだけでいい



おそらく求め続けてゆくものが恋 奪うのが恋

与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛

だから ありったけの思いを

あなたに投げ続けられたらそれだけでいい

 



あなたに出会えて 心からしあわせです

 

 

 

*1:さだまさしの最高の名曲。どうぞYou tubeなどで聴いてみてください。

ジャニオタと労働

6年間続けた仕事を今年の3月で辞めて、今は専業主婦的なことをしている私がこんなことを言うのはおこがましいかもしれませんが、今になって思い返せば、「ジャニオタである」というステータスは労働者である上でとても有益だったなあと思うのです。もちろん例外はあるでしょうが、私にとっては「ジャニオタである」ということがかなり労働の軸になっていました。つまり、ジャニヲタは労働に向いているんです。

そう思った理由をいくつかつらつら挙げてみます。

 

大したことは何も言えないけれど、近い将来就職をする学生さんとか、今働き出したばかりの新入社員さんとか、そういう方に「大丈夫だよ、やっていけるよ」って背中を押してあげられたらなあと思います。

 

 

 

 

①ジャニオタには賃金を稼ぐ動機と意欲がある

ジャニオタはお金がかかります。シングルが出た。3形態、全部買います。アルバムが出た。初回・通常、もちろん買います。ツアーが決まった。チケット取りは戦争です。戦場と言う名のATMの中へ、諭吉はみるみる吸い込まれていきます。その戦争に勝ったら次は交通費、グッズ代、宿泊費、現地での食費。楽しかったツアーが終わればそのDVDが出る。買います。自担の連ドラが決まった。あれ?レコーダーの調子悪くない?やばくない?買い直します。映画が決まった。土日はほぼ映画館に通います。新写真出たって!マジかよ!ジャニショに走ります。

入ってきた給料はそのままバケツリレーかのようにどこかへ放り投げる。休む暇なんてありません。彼らは容赦なく次々と金銭を要求してきます。それに応えるのがジャニオタの使命。疑問なんて抱きません。それが当たり前だから。

ジャニオタは働かなければならない。誰のために?何のために?他でもない自分のためです。我々には賃金を稼ぐ動機があるんです。そしてそれに対する意欲もある。働かないと、次の現場に行けないんだもの。あの泣き叫びたいほどに楽しく、眩しく、美しい2時間半の夢の世界へ飛び込むために、よし、今日も頑張ろう!そう思えるのがジャニオタの強みだと思います。

 

もしこれが、何も趣味を持たない人ならば。

お金を稼ぐ動機は「生活するため」のみになります。つまり、自分の生活費、食費、あと税金とか保険料?それだけのために必死で働いていることになる。必要経費のためだけに身を粉にして働くのはしんどいんじゃないかなあと思ってしまいます。とにかく常に目の前にお金を稼ぐ目的、しかも楽しい思いをするための目的があるジャニオタは、社会人の中でも幸せな部類に入るんじゃないかと思うのです。

 

 

 

②初対面の人との会話に強くなる

ジャニーズの現場で初対面の人に「初めまして」をする機会は、きっと誰しも経験があると思います。例えば、チケットを譲ったり譲られたりする場合。事前に郵送などで取引が終わることもありますが、現地で受け渡しをする機会もきっとあるでしょう。そのコンサートがなければ、きっと一生出会うことはなかったであろう人と出会う。名前と顔を知る。ものすごい奇跡だなと思うんです。せっかくならお話をしましょう。どこに住んでいるのか。誰が好きなのか。その人のどういうところが好きなのか。同じ趣味を持つ者同士、話題はいくらでもあると思います。

そういう機会に慣れることにより、仕事にも活かすことができます。

社会人をしていると、初対面の人といきなり一緒に仕事をしなければいけない場合があるんじゃないでしょうか。仕事でなくても、いきなり一緒にお酒を飲まなくてはいけない機会は必ずあります。そういうときに、あわあわ緊張していると相手にもその緊張は伝わってしまう。最初の会話のきっかけを失うと、タイミングを逃してしまい、何だかもうお話するのが気まずくなります。

「会話スキル」は仕事上でもプライベートでも、あってありすぎることはない。必ず必要になるスキルです。人間関係を形成するのは会話です。その人間関係を良くするも悪くするも己次第。ジャニオタをしていると、会話スキルって自ずと身につくんじゃないかなあと思ってます。少なくとも、こういう趣味を持たない人よりは、初対面の人と話す機会は多いはず。役に立つスキルは身につけましょう。血肉にしましょう。ありがたいことにそのチャンスはたくさんあります。

 

 

 

 

③モチベーションが保てる

仕事をしていればやっぱりしんどいこともたくさんあります。「辞めたい」なんて、わたしは何百回も思いました。ある日、仕事が終わって家に帰り、そのまますぐに転職サイトに登録したこともあります。明日、いつ上司に「辞めます」と言おうか悩んだこともあります。母親に泣きながら「もう辞めたい」と電話したこともあります。でもこれはきっと私だけじゃなくて、みんな誰しも経験することなんだと思います。それでも結局、その翌日に辞めなかったのは、「もうちょっとだけ頑張ろう」と思えたのは、やっぱり何だかんだジャニーズの存在でした。どんなに辛くても、もしその1ヶ月後にコンサートが決まっていれば、「コンサートまであと1ヶ月間頑張ろう。辞めるのはそのあとでもいい。」と思えました。コンサートだけじゃありません。新曲の発売が決まれば、発売日まで頑張って働こう。テレビ出演が決まれば、来週の放送まで頑張ろう。そうやってどんどん月日は経っていきました。

大きいことでも小さいことでもいい。未来に楽しいことが待っていれば、それがモチベーションとなります。そのおかげか、私も本気で辞めようと思った日から数年間仕事を続けられました。これは確実にジャニーズの力。「愛はパワーだよ!」*1なんてよく言ったものです。その通りだと思う。「モチベーションは自分で作るもの」だとよく上司に言われていました。ジャニオタをやっていれば、ラッキーなことにモチベーションはゴロゴロ転がっていた。何度彼らの存在に感謝したかわかりません。

 

 

 

④逃げ場がある

それでも、どうしようもない時もあります。すべてを投げ出したい。どこかへ逃げ出したい。誰も私の味方なんていない。もうどうでもいい。涙が止まらない。死んでしまいたい。

そういう時は落ち着いて、温かい飲み物でも飲みながら、大好きなグループのライブDVDを見ましょう。彼らはあなたを決して否定しません。責めません。いつでもそこで一生懸命に汗をかきながら、歌って、踊って、笑って、キラキラ輝いている。それを見ていると、だんだんとスーっと落ち着いてきます。個人差はあるでしょうが、わたしはそうでした。つらいのはわたしだけじゃない。彼らもめちゃくちゃ頑張ってるじゃないか。それでもこうして笑ってるじゃないか。

正直、ジャニーズを逃げ場にしていました。どうしようもない時の駆け込み寺というか、現実逃避の道具というか。それでいいと思います。嫌な現実を忘れさせてくれるのがジャニーズの魅力の一つ。そのような「逃げ場」がある分、辛さ悲しさのはけ口が何も無く、一人で抱え込むしかない人よりは、我々は恵まれている。いつでも両手を広げて受け入れてくれる彼らに、我々は存分に甘えていいんだと思います。

 

 

 

 

なんだか長々と書き続けてしまいましたが、とにかくジャニオタであるわたしは「お金を稼ぐ意欲」「ちょっとした会話スキル」「モチベーション」「辛いときの逃げ場」を兼ね揃えていた。これだけのものがあれば、社会人にとっての充分な支柱になると思います。それらを必死で探し求めてる人も存在するのに対して、ジャニオタであれば自ずと手に入る。

これが、わたしがジャニオタは労働に向いていると思った理由です。

 

これから働くことになる方、今働くことに悩んでいる方、しんどい方、いらっしゃると思います。でもあなたがたは恵まれている。辛くなったら逃げればいい。逃げ場があるんだから。逃げ場があるって幸せです。心から「好きだ」と言えるものがあるって幸せです。「ジャニオタである」ということ自体が一つのスキルです。自信を持ちましょう。そして、次の現場でまた思いっきりはっちゃけましょう。

 

そして、現在専業主婦の私も近々また働きに出る予定です。もちろん軍資金稼ぎに(笑)

お互い、頑張りましょうね。

日本の労働者は気高く、そして美しい。

 

 

*1:ドラマ「To Heart~恋して死にたい~」の名台詞。若い子はたぶん知らない

ジャニーズWEST楽曲の恋愛成就率を調べてみた

昨晩のラジオにて「逆転Winner」のカップリング曲「100% I Love You」が一部オンエアされました。それを聴いた個人的感想が「わあ!WESTには珍しい王道ラブソングだ!」

・・・・・ん?

ふと疑問が湧き出ました。ジャニーズWESTのラブソングには「普通の恋愛」要素が極めて少ないことはわかっていた。では、そのうちの何割が恋愛成就しているのか?つまり何割が「幸せな恋愛」の曲なのか?どうしても気になったので、ただただ己の好奇心を満たすために、ちょっと調べてみることにしました。

 

まずは、私個人の独断と偏見で、「恋愛」をテーマにしているであろう楽曲、全17曲を列挙しました。個人的判断で「All My Love」は「家族愛」の曲だとみなし、含めておりません。

 

列挙した楽曲の歌詞から、これまた独断と偏見で「その恋愛が成就しているか否か」をジャッジ。(「100% I Love You」に関してはまだフルコーラスで聴いておりませんので憶測になります。)

全17曲のラブソングを独自に振り分けた結果がこちらです。

 

 

 

恋愛成就している曲

・きみへのメロディー:  ラブソングの教科書のような完璧&王道感。

・Lovely Xmas:  ラブラブで幸せそうすぎてもうてめえら爆発しろレベル。

・キミコイ:  ラッキースケベで一目惚れしてアタックしたらモノにできちゃったのでギリギリ成就ソング。

・夢を抱きしめて:  貫禄すら感じる深い深い愛情。

以上。

 

・・・・・

・・・・4曲!!!!

17曲あってまともな恋愛してるのたった4曲!!!どんだけ恋愛下手なんだよ!!!これぞまさしく世界一難しい恋ってか!!!やかましいわ!!!!

 

では、他の楽曲を「恋愛成就していない」と判断した要因はというと、こちらです。

 

 

恋愛成就していない曲

・100% I Love You:  ポップでラブリーな「片思い」ソング。すごい童貞っぽい。

・SAKURA~旅立ちのうた~:  お互いの将来のために、卒業と共に別れを選んだ曲だと解釈しました。

・オンリーロンリー:  冒頭のセリフからもう救いようのない悲壮感が。

・アカンLOVE~純情愛やで~:  好きなあの子の視線はいつもするりすり抜けアイツ…

・Criminal→Can't stop→Eternal:  狂愛3部作と呼ばれるだけあって歪みに歪みまくった挙句、謎の集団に追い詰められてたぶん心中してる。

・SCARS:  私個人の解釈ですが不倫からの無理心中ソング。ダメ、絶対。

・Toxic Love:  よく見ればこれも不倫or浮気。「もう会えない」っつってんのにこいつ聞く耳持たないし、お前あれか、必死か!

・PARTY MANIACS:  恋愛ソングと言えるかかなり微妙なラインだけれど、とりあえず乱交パーリーピーポー!!!イエー!!!

・迷宮SUMMER:  曲調はハードなのに、結局恋は実らず。あの子を見てるだけで夏が終わりそう。おいおいヘタレかよ。

・Terrible:  ただヤリたいだけの男が女の子をだまくらかして何やかんやする曲(語弊)

・TAMER:  監禁調教マニュアル(語弊)

 

 

 ・・・・・・

・・・あの、もっとさぁ、楽しい恋愛しよ?

なんなの?君たち何なの?呪いでもかけられてる?まともな恋愛できない病気なの?まだ全体的な楽曲数が少ないところもありますが、現時点でこの結果…。

何というか、恋愛成就うんぬんと言うより、そもそも「精神的に何かが歪んでいる」場合が多いことが気になる。何なんだ、サイコパス集団か。

結論。恋愛が成就しているジャニーズWEST楽曲は、17曲中4曲。つまり全体の23.5%でした。4分の1以下。うん。ジャニーズWESTさん、頑張ってください・・・(哀れみの目)

 

曲解説も振り分けも私の個人的判断によるものです。ご了承ください。もちろん異論は認めます。「異議あり!」っつって殴り込みにきてもらって構いません。

あ、「異議あり!」と言えば、アニメ「逆転裁判」のオープニングテーマにもなっているジャニーズWESTのニューシングル「逆転Winner」が4月20日に発売されるらしいですよ!へーそうなんだ!それは絶対に聴いてみないと損だね!

なめらかに自然な流れで告知も出来たところで、終わります。

 

新曲楽しみだなー。

世間にもっと「小瀧望」を知ってほしいのです

嵐・大野くん主演の連続ドラマ「世界一難しい恋」が放送開始されましたが、是非とも注目していただきたいのが大野くんのバーターとして出演させてもらっているジャニーズWEST小瀧望くんです。

入社2年目、チャラくてテキトーがモットーの三浦家康役。いやあ、よかった。最高だった。担当を名乗ってる身としてはこの上ない至高のドラマです。

だがしかし、もっともっと小瀧くんのことを世間に知ってもらいたい!彼の魅力をお伝えしたい!ということで、僭越ながらこのペーペーの小瀧ファンに、小瀧望くんのことを少しだけ簡単に紹介させてください。

 

ジャニーズWESTの最年少

2014年4月にCDデビューを果たしたジャニーズWEST。ジャニーズグループの中では今の時点で一番若手です。デビュー組の中では若手とはいえ、メンバーそれぞれ下積みの長い苦労人グループ。デビューまでも紆余曲折ありましたがその話はまあ今は置いておきます。そのグループの最年少メンバーが小瀧望くんです。1996年生まれの現在19歳。タレ目でちょっと濃いお顔立ち。ぷくぷくつやつやほっぺたがチャームポイント。映画や舞台は何度も経験してきましたが、連続ドラマは初めてです。嵐ファンの皆様、どうかどうかあたたかく見守ってやってください。

 

モデルもこなす184センチのナイスバディ

19歳には思えないその体型も魅力です。身長184センチ。今年から男性ファッション誌「FINE BOYS」の専属モデルも兼任しております。ジャニーズWESTの平均身長が高いこともあり、グループショットではあまりその身長の高さに驚くことはありませんが、女性と並んだりするとちょっとビックリします。

f:id:westsidestory:20160413112114j:plain

 でけぇ。北村一輝氏よりもでけぇぞ。

f:id:westsidestory:20160413113045j:plain

脚なげぇ。3度見くらいする。

f:id:westsidestory:20160413115853j:plain

ほんとそれな。

このように、 とにかく大きい子です。もっともっとすくすく育て。

 

よく寝る

何故こんなに大きく育ったのか。寝る子は育つ。そう、彼はよく寝ます。コンサートの合間の時間も無駄にせずに寝ます。ロケ中も構わず寝ます。

f:id:westsidestory:20160413153538j:plain

寝ます。

f:id:westsidestory:20160413153618j:plain

 会話の途中でも寝ます。

f:id:westsidestory:20160413153712j:plain

基本、寝てる時は口がパカっと開いています。アホ面です。 

直前まで何か話していても、次の瞬間にはスコンと寝ています。幼稚園児並の睡眠力。そりゃあデカくなる。納得。

 

よく泣く

よく寝て、よく泣きます。若い子には珍しく涙腺ゆるっゆるです。

CDデビューを祝ってくれる後輩の関西Jr.からの手紙で号泣し、

f:id:westsidestory:20160413113018p:plain

仲間のことを思って泣いているメンバーの涙を見て自分ももらい泣き、

f:id:westsidestory:20160413112454j:plain

大阪マラソンを必死で走り抜く極限状態のメンバーの姿を見てボロボロ泣きます。

f:id:westsidestory:20160413163948j:plain

 

よく泣くけれど、その要因はだいたいメンバーや仲間、そして家族のこと。自分のことではあまり泣かないようです。(最近、番組で与えられた課題が上手く出来ず悔しくて涙目になったりはしてましたが。)小さい頃からジャニーズの世界に身を置いていますが、全くスれることなく、とても純粋な心を持っている素敵な人なんです。

 

 とにかくメンバーが大好き

グループの末っ子ということもあり、メンバーはみんなお兄ちゃん。お兄ちゃんなメンバーのことが大好きで、いつもベタベタイチャイチャ絡みます。自分の図体がデカいことを忘れがちで、全力でじゃれつくのでなかなかウザがられますが、結局メンバーも彼に甘いのが現状です。というのも、小瀧くんは悪いと思ったらすぐに「ごめんなさい」が言える子なんです。深夜にメンバーのグループLINEにスタンプを連打し最年長の中間くんに本気で怒られたときもすぐに素直に「ごめんなさい」と謝り、その後はピタリとやめたそうです。そんな彼をメンバーはすぐに許してしまいます。素直な末っ子に甘い兄たち、そしてそんな兄たちが大好きな末っ子。ジャニーズWESTはそんな関係です。

 

人類初の2.5枚目

完璧なルックスを持ち合わせながら、中身も完璧なイケメンというわけではありません。(よく寝るのくだりでもうお分かりでしょうけど。)一発ギャグ、モノマネ、全力でやります。声がデカいです。テンションが高いです。うるさいです。よく怒られます。そしてごめんなさいします。これの繰り返しです。

 

仕事に対する姿勢

まだ10代ながら、そしてデビューして間もないながら、この仕事に真摯に向き合っています。12歳頃から事務所に入り、多感な思春期を知らない大人に囲まれ、芸能界という厳しい環境で過ごしたにも関わらず、応援している我々ファンへの感謝を忘れず、しかもこの仕事をしている自分は幸せ者だと言います。

また、与えられた仕事は完璧にこなします。山下智久主演の映画「近キョリ恋愛」に出演したときも、早めに現場入りし、自ら監督に演技指導を志願しました。自分を選んでくれたからには期待に応えたいという気持ちが強いように感じます。だからこそ、彼にとって初めての連ドラ「世界一難しい恋」は、ファンにとってもうワクワクしかありません。きっと期待以上の姿を見せてくれると信じてます。

 

 

 

非常に簡単で簡潔ではありますが、紹介をさせていただきました。しかし、まだ小瀧くんの魅力の1割も紹介できていません。でも他の部分はこれから彼自身がドラマを通じて見せてくれるんじゃないかと思います。

どうか小瀧望くんという素敵な男の子のことを少しでいいので知ってほしい。そして、少しでいいので好きになってほしい。

これから毎週水曜日22時の、ちょっとクスッと、そしてキュン。な最高に楽しいドラマに絶妙なスパイスを与える存在になります。是非ご期待ください。

 

小瀧くん、最高のドラマに出させてもらえてよかったね!おめでとう!クランクアップまで素晴らしい先輩たちからたくさんたくさん学べるといいですね。

3ヶ月後の彼の成長がとても楽しみな、1ファンのぼやきでした。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。