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さよならレストインピース

だいたいジャニーズWESTのこと

ジャニーズWEST10000字インタビューを読んでの感想

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2014年10月号の桐山照史くんから始まったジャニーズWESTの10000字インタビューが全員分出揃いました。最後の淳太くんのインタビューが発売された時点で、初回の照史くんのインタビューは半年前のもの。これは頭からきちんと読み返さなければという使命感に駆られ、二日間かけて仕事から帰ったあとに全員分を読み返すという作業を行いました。

ちなみに、これから同じ作業をしようとしている方がいらっしゃるのならば、これあまりお勧めしません。鬱になるかと思いました(笑)7人分の「辛い」「苦しい」「悲しい」が一気にのしかかってきてとてもじゃないけど一人じゃ抱えきれませんでした。だから、1ヶ月に1回というペースはちょうどよかったんだぁと今となっては思います。

前述として申し上げることは、私は新規です。関西を好きになったのは2013年。たった2年前です。また、読解力と文章力が欠乏しています。その上でわたしの勝手な感想を述べたいと思います。

 

まず初めに最後の淳太くんのインタビューから触れます。彼のインタビューが一番クリアで簡潔でした。ぼんやりした単語がないのです。それまでの6人のインタビューを読んでもまだどこかモヤがかかっていた部分がサーっと綺麗に見えて、視界が広がっていく感覚でした。6人がポツポツと残していたパズルのピースを、最後の淳太くんがひとつ残らずぴったりとはめてくれた。

じゃあ、順番は淳太くんが一番目だったほうがそのあとの6人のインタビューが理解しやすかったんじゃないかとも思いましたが、きっとこの順番だから良かったのです。ファンにモヤモヤを残しつつ、最後に涙が出るほどスッキリさせてくれるのは彼らの得意技ですから。

 

初回の照史くんに話を戻します。淳太くんのインタビューを読んだあとに照史くんのを読むと、照史くんの感受性の豊かさが痛いほど感じられます。淳太くんの感情が乏しいのではありません。ただ淳太くんのインタビューはとても理論的で淡々と事実を語られているイメージ。それに対して照史くんのインタビューは、読んでいると彼の悲しそうな顔が浮かんでくるのです。文字からも伝わる彼の痛み。冗談まじりで「繊細」「ガラスのハート」などと称されますが、自分の痛みと同じくらい、他人の痛みも感じ取ってしまう人なんだなあと思います。

4人でのデビューを伝えられたときの思いは、7人7様でした。重岡くんは他のみんなも口を揃えて言うように「7人」にこだわり続けた。淳太くんは、3人のことを思うと4人という道もあったという。照史くんは、3人のことももちろんですが、他にもたくさんいる仲間のことを思っていました。関西Jrのトップに立ち続け、自分のみならず、多くの仲間の苦悩を間近で見てきたのです。他人の痛みを感じ取ってしまう(であろう)彼が、自分のデビューを前にしてその仲間たちのことを思うのはきっと必然。私の勝手な想像に過ぎませんが、この時一番精神的に辛かったのは照史くんだったと思います。デビューに選ばれなかった大好きな仲間たちの悲しみも理解した上で、一度は「4人」を受け入れた自分を「酷だ」「冷たい」と言う照史くんがとてもつらかった。

ここで思い出すのが、育ジャニ無人島編での涙。あれは「不甲斐ない自分を責めることなく受け入れてくれた仲間」に対する涙でした。これがどうしても、あの1ヶ月間とリンクしてしまいます。本人たちのためとはいえ、一瞬でも仲間を「見放した」不甲斐ない自分を、責めることなく受け入れてくれた。あのロケは確かその年の7月くらいだったと記憶していますが、あの1月から半年後になって、やっとあの後悔が、涙という形になって浄化されたのかなぁ、なんて想像してしまいます。

横アリでのリリパでの涙も印象的でした。私はその現場には行けなかったのでレポ等で知り得た情報ですが、誕生日を祝ってもらったことに感動しての涙。そういえばインタビューでも誕生日が夏休み最後の日であることを嘆いていました。大好きな仲間とたくさんのファンに囲まれての誕生日は、もしかしたら初めてだったのかな。違ったらごめんなさい。そこで言った「ほんまにしんどかった」。この一言と溢れ出る涙に、それまでのすべてを凝縮させている。稚拙な言葉しか出てこないのですが、照史くんは本当に本当に、頑張ったと思います。彼の人望や信頼感がなければ、もしかしたら7人でのデビューという主張に大人は耳も貸さなかったかもしれない。彼がいなければ、もしかしたら二度とあの3人と言葉も交わさなかったかもしれない。わたしはジャニーズWESTの生みの親は照史くんだと思っています。

 

自担の話をします。私は芸能界のノウハウなんてまったくわからないただの視聴者なので、なぜ最初に事務所に選ばれたのがあの4人だったのかわかりません。ただ一つわかることは、デビューに必要な条件は、才能や芸歴なんかじゃないということ。

そうでなければ、小瀧くんが最初のメンバーに選ばれるわけがないのです。

私は小瀧くんのファンですが、彼が神山くん、濱田くん、流星くんより秀でているとは思いません。その他にも彼より才能豊かな人は関西Jrにたくさんいる。デビューの条件に、その人の持つ能力を加味してくれるのならばまず彼は選ばれない。応援している小瀧くんのデビュー発表なのだから嬉しいはずなのに、当時、私は「何で?」という思いの方が大きかった。でもそれが芸能界であり、それがジャニーズという世界でした。少しでも「こいつは売れる」と思わせた人の勝ちなのです。そう思わせたのは紛れもなく小瀧くん本人の才能の賜物だったのでしょう。

ただ、時々ですが、わたしはネガティブなことも考えてしまいます。もし、彼が最初に選ばれた理由が単に「若いから」だったとしたら。小瀧くんに光るものがあったからではなく、「売れる」と思わせる要素があったからではなく、ただグループの平均年齢を下げるためだったとしたら。彼の人生を、そんな理由で決められたのだとしたら。こんなに悲しいことはありません。もちろん、わたしの完全な被害妄想です。でも、もし少しでも、それも理由の一部だとしたら、これから見返してやってほしい。小瀧くんはそんな理由で選ばれるだけの男じゃないから。ただの「最年少キャラ」じゃなく、彼がいないとジャニーズWESTは成り立たないと思わせるくらい、彼の魅力を世間に、周りの大人に、見せつけてほしい。彼にはそれが出来る。

結局、選ばれた理由は何だっていいんです。スタートラインに立つ権利を与えられたことに変わりはない。そのチャンスを生かすも殺すも、彼のこれからに懸かっています。小瀧担を名乗ってまだ1年のわたしに偉そうなことをいう資格はありませんが、彼が好きだから、アイドルとして大成してほしいから、このチャンスを存分に血肉にしてほしい。それを永遠に応援し続けていく覚悟は、とっくに出来ています。

 

長々と書いてきましたが、全員分の内容に触れるとキリがないので割愛するとして、最後にこれだけは書き記させてください。

7人のインタビューの冒頭。一貫してあのデビュー発表のときの心境から始まっています。そこで唯一、ファンへの思いを口にしてくれているのが淳太くんでした。

淳太くんはおそらくメンバー内で一番ファンへの愛情を形として見せてくれます。「ジャスミン」という愛称を一番気に入って嬉々として使っているのもその証拠。ただ、アイドルとファンの間の「愛」の形状はなかなかグループによって様々です。

2年前のNEWSのツアーに行ったとき、驚いたのはNEWSのメンバーがファンへの愛をものすごく言葉にすること。「可愛いね」「好きだよ」「愛してるよ」なんて言葉が呼吸をするかのように出てくる。完全なリア充でした。付き合って1ヶ月目の恋人同士のようでした。もうお互いの「好き」が飽和状態でした。きっとそれがNEWSとファンの関係。

それに対し、関ジャニ∞とファンの関係というのは「戦友」「同志」みたいな単語が似合う気がします。共に戦火を駆け抜けてきた仲間のような関係。長年関ジャニ∞のファンをやってきて感じたことです。彼らはほとんどファンに対して愛の言葉なんてささやきません。彼らなりの愛情の示し方はまた別にあるのです。

そして、ジャニーズWESTとファンの話になりますが、私の知る限りでは彼らもそこまでファンに対して愛の言葉は口にしません。当たり前といえば当たり前ですが、まだ「感謝の言葉」の方が多い。ジャニーズJrという不安定な立場の自分たちを、諦めずに応援し続けてくれたファンに対する感謝。不安定がゆえにたくさん泣かせてきたことも彼らはよく理解している。だからこそ、こうしてしっかりした土台が出来た今、彼らを応援していく基盤ができた今、「これからは安心して応援してね」という意味で、彼らは私たちに「ジャスミン」という肩書きを与えてくれたんだと思います。これが彼らなりの愛情であり、感謝の印なんだなと。私の想像ですがね。

NEWSとファンが「恋人」、関ジャニ∞とファンが「戦友」だとしたら、ジャニーズWESTとファンとの関係は「家族」かな、なんて思います。口には出さないけれど、その根底には揺るぎない感謝と愛情がある。そんな彼らのファンであることを、とてもとても嬉しく思います。

 

ふと我に返ると、全員分のインタビューを読み返した意味がほぼないような感想になってしまいました。本当は全員に触れたいのです。もっと言いたいこともある。でもそれだと卒論レベルの内容量になってしまうので・・(笑)

まとまりもなく、だらだらとした文章で申し訳ありません。

このインタビューを敢行してくださったMyojoさんと、辛かった過去を包み隠さずに話してくれたジャニーズWESTのメンバーに感謝でいっぱいです。話してくれてありがとう。

冒頭でも言ったように、全員分のインタビューを読み返す作業は大変でした。でも、読み終わって思ったことは、ありきたりですが、「ジャニーズWESTのファンでよかった」。これに尽きます。

まだデビューして1年。これからずっとずっと続いていく未来が、楽しみでたまりません。

本当に、この7人でよかった。

わたしはこの7人が、心から大好きです。