自担の10代が終わります。
「口に出さなければその日が来ないかもと思って」いたけれど、どうやらその日は容赦なく来てしまうようです。小瀧望くんの10代が、もうすぐ終わります。
テレビに映る姿に目が離せなくて、いつのまにか釘づけになっていて、その数ヶ月後に観に行った舞台でピッカピカの笑顔で歌い踊る姿を見て、ずっとずっと彼のことを応援したいと思った。
その時、彼は16歳でした。
心をすっかり奪っていった16歳の彼が、もうすぐ20歳になる。当時から大人っぽく、見た目も年齢より上に見られることをネタにされていた彼が、本物の大人になってしまう。それが嬉しくもあり、寂しくもあり、何とも言えない感情に苛まれているのです。
20歳になれば、今まで出来なかったことがたくさん出来るようになる。きっと、人間としても、まだまだどんどん大きくなる。新しい小瀧望くんがこれから生まれるんだと思う。嬉しい。とても嬉しい。
でも、それと引き換えに、10代だった彼はいなくなる。
ティーンエイジャーというモラトリアムを脱ぎ捨て、彼はもっともっと広い世界へ進んでいく。
寂しいけれど、悲しいけれど、それを超えるくらいの楽しい未来が待っているはず。
私が好きになった10代の彼は消えてしまうけれど、今度は20代の彼のことを好きになれる。素敵じゃないか。素晴らしいじゃないか。
こんなに素敵な気持ちをくれて、こんなに楽しい人生をくれて、本当に感謝しています。
某ラブホリ先輩のお言葉をお借りします。
本当に、心から、10代の君に出会えてよかった。
今日という一日が彼にとって最良の一日でありますように。
10代最後の姿を、テレビの前で楽しみにしています。